このウェブサイトの主旨とご協力のお願い


このウェブサイトの主旨とご協力のお願い

 このサイトは、基本的に「戦史」を記述するものではなく、日本が関わった戦争に関連して、内外で被害を受けた人々の記録に重きを置いて記述していこうとするものです。その中でいろんな場所や立場で、いろんな方々が、いろんな形で残されている記録や体験、そして使命感に駆られて足を棒にして国内ばかりでなく中国などへも私費で訪れ、被害者ばかりでなく時には加害者からも証言を集めて記された書籍や資料、その他各自治体や自発的なグループの方々が収集した資料も含めて、できるだけ第一次的資料にあたり、それらを利用させていただきつつ、読みやすいようにできるだけ要約しながら混成してまとめたものです。もとよりこれらの資料や書籍の量と範囲は際限なくあり、その中でたまたま筆者がこれまで拾い集めることができたものの中から分類して構成しています。

 なお(筆者のこの作業はこの後も続きますが)ここまで長年の間に書きためた引用文は多方面にわたっていて、その大半は部分的な引用あるいは要約だけで成り立っており、今回ここにまとめてオープンにするにあたって引用先に逐一お断りすることはできずにおりますが(一部については了解を得ています)、参照・引用元はその都度記しておりますが、仮に不正引用と思われる場合、お申し出いただければすぐに(削除を含めて)適正に対処します。また誤記や誤認があればご指摘いただければありがたく、適切に訂正させていただきます。またこのサイトの記述に関してのご意見等は下記の「お問い合わせ」よりお受けし、ご返信も同様です。

 このサイトは、できるだけ多くの人に閲覧していただくことはもとより、内容を拡充しつつ、恒久的に後世にも残していくことを目的としており、そのため以下のように、いろんな方々のご協力を必要としております。

 このサイトはここまで(図書館に通っての資料の収集等やこのサイトの構築や翻訳に関してサポートしてもらっている複数の方以外は)私一人で書き進めております。しかし『日本の戦争ーその加害と被害』の構想全体を完成するにはまだ相当に長期の年月を要し、私の残された年数では限りがあります。そのため仮にこの主旨に賛同していただき、ご協力いただける方がいらっしゃれば、執筆をお願いしたいと考えています。その場合、執筆者としてのお名前は記載させていただきます。

 その対象は以下の通りです。

 『わが町の戦争』として東京都以外の全国の道府県を、できれば地元の方で、その一県ごとを市町村別に調査と執筆をお願いできればと思います(数県まとめていただいてもよく)。東京都も各区市町村別に記述していますが、例えば東京の下町三区(台東・墨田・江東)には3月10日の大空襲があり、一夜で10万人近くの多くの人が無惨な姿で焼死しましたが、すでにそのことを地元の若い人たちの大半が知りません。広島・長崎のことは比較的多く語り継がれていますが、東京以上にそれぞれの地方で起きた戦時中の出来事は知られていません。もちろん沖縄・広島・長崎は重いものがあり、すでに数々の書籍、資料が世に出されていますが、それらを含めて要約しつつまとめていただける方がいらっしゃればと思います。内容としては(東京都の構成と内容を参考にしてもらいいつつ)日本が起こした戦争によって被害を受けた各地域の人たちのこと、空襲被害はもとより、出征者と戦死者のこと(特攻隊も含む)、出征者の戦地での体験、出征者以外の海外での体験、戦時下の日常の出来事、戦後の苦難の生活などです。すでに体験者のほとんどは亡くなられていて、新たな証言者はいないと言っていいのですが、これまでの隠れた資料は多く眠っている思われ(地元の雑誌や絶版の書籍など)、そうした資料を掘り起こしていただければと思います。

 次に『海外における日本の戦争とその惨禍』については、中国以外が対象で(中国については『明治から昭和まで 戦史にはない50年戦争の記録』の中に主に組み込んでいます。その理由は「50年戦争」はそのまま中国を主な舞台にした戦争となっていて、太平洋戦争は重いものがありますが、その期間は最後の4年近くに過ぎません)、日本が侵攻した東南アジア各国や南洋諸島・その他太平洋諸島等の戦地、アメリカ大陸や欧州での日系人の受難なども含めて各国別に焦点を絞って記述していただきたいと思います。その場合「日本軍はかく戦った」のような観点の記述は控えていただき、その戦場における惨劇、またできれば日本軍が占領した現地住民の被害の実態と、その地の日本人居留民の惨禍にも焦点を当てていただきたく思います。

 また次に『海洋上の艦船・輸送船の沈没被害』については、子供を乗せた疎開船の沈没悲劇も含めて数知れずあると言ってよく、一隻で何千人単位の死者が何隻以上も出ていることなどあまり知られていません。これは一度船が沈没すると生き残った人の数は少なく、そのために残された記録も少ないという理由もあり、死者数が不明の場合も多くあります。表に出されている記録では主に太平洋戦争において全体で6万人以上の犠牲者がいるとされていますが、可能な限りその記録や証言を拾い集めて掲載して行きたいと考えています。これは基本的にGoogleマップにも沈没地点を表示し、その中に記載できるものは3700-3800字程度ですが、収まらない記述は本体に載せます。

 この他、『各種テーマ別の記録・証言・資料』の項目では満州難民、シベリア抑留などの大きな出来事も含めて、
各種のテーマを設定していますが、その多くは今後ご協力も得ながら記述していく予定です。また既述の内容についても、不足あるいは掲載を希望される案件については、資料をご提示いただければ、組み込んでいきます。

 以上をそれぞれお願いできればありがたく思います。なお記述の分量に関しては、制限はありませんが、資料の引用にしても分量の大きいものは要約していただき、より多くの人の体験を収集していただければと思います。また基本的に資料収集の費用に関しては、こちらで負担させていただきますが、関連資料等が私の手元にあればお送りします。

 またすでに日本の戦争関連で個別に参考になるようなサイトを作られていて、当サイトにリンクを希望される場合、リンク集の項を作っておりますので、お申し出ください。これはかつて私がその種のサイトを作られていた人と多少のやり取りをし、その数年後に再び閲覧しようとしたら、そのサイトもメールアドレスもなくなっていて、おそらくその方(複数人)が亡くなられたゆえのことと思われ、あまりにももったいないので、そうした方々の情報もこのサイトに収集させていただきたいと思う次第です。

 下記の「お問い合わせ」より、ご連絡をお待ちしています。


一般社団法人アースピース・ワークス代表 松村 肇

 改めて、このウェブサイトを恒久的に後世にも残していくために、「一般者社団法人 アースピース・ワークス」を設立いたしました。そしてこの法人を継続していくために賛助会員を募集しております。皆様のご支援をお願いいたします。

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